「ウチ? 来ンのはいーけど、ウチにはひとつルールが
あるんだヨ、いい?」
「え? どんな?」
「ウチの中では常に全裸でいるコト」
「わっ、ヤラし〜」
「ヤラしくなんかないヨ、エッチだけど。
だってオレ、ラ・ニンゲン(スザンヌ語)だもん」
「何? それ」
「裸族ってコト」
「ヘンタイ!」
…とか言いながら彼女はウチにやって来た。
「ヘンタイ!」と言い捨てて電話を切ってから
ほぼ一時間後だった。
「何だヨ、やっぱ来たのかヨ」
「うふっ、来ちゃった」
来ちゃった…しかもその前に「うふっ」が付く。
男と女の間であちこちで使われているコトバだろーが、
イイ! 心がグニャリとなる。
「はじめてなのによく来れたナ」
「住所知ってたらフツー来れるわヨ」
そう言って彼女はジャケットとTシャツを脱いで、
あっというまに上半身ハダカになった。
「あっ、オイッ…ちょっと」
オレはあわてて彼女がそれ以上脱ぐのを止めようとした。
「だって、ルールでしょ? 言ったじゃん。
なのに何でトレーナーなんか着てんのよ、ウソつき」
「バーカ、
ドアホン鳴ったらハダカのまま出れないだろ、フツー」
「あ、そーよネ」
…と、彼女がフレアのミニスカートを脱ぐと、
「うわっ! 何ちゅうカッコで出歩いてんだヨ、お前」
…とオレが驚いたのは、彼女のマイペースぶりも
さるコトながら、スカートの下はなんと!
ノーパンだったというコトだ。
「あたししょっちゅうノーパンで歩くわヨ。
だって気持ちいいんだもん。
見えちゃったらもっと見ていいわヨってカンジ。
あっ、まーたニヤニヤしちゃってェ」
してないっ! ア然とした顔だ、コレは。
全然違うだろ!
しかし…どっちがヘンタイだヨ、まったく。
と思っていたら、彼女、突然オレのジャージの下を
ズルッと下ろすと、下半身をむき出しにし、
さらに上のトレーナーの前スソを引っぱると、
その中に自分の頭を突っ込んで来た。
「な、何すんだヨ! 伸びるだろ…」
抵抗するまもなく、いや、じっさい抵抗など
しなかったよーな気もするが、
彼女はモゾモゾと上半身全部をオレの着ている
トレーナーの中に侵入させ、
やがてオレの首と同じところから(かなりキツいぞ)
スポッと顔を出し、ニッコリと笑った。
さらに左右の手も、オレと同じ両ソデから出して、
オレたちはギュッとカラダを密着したまま向き合い、
一枚のトレーナーを着ている状態に鳴った。
何ともミョーなカッコウだ。
しかし、それほど大きくはないが、柔らかく、
しかも弾力がある胸がオレの胸に押し付けられ、
そのまま下半身もピッタリくっついて、
彼女の艶かしいニオイをカンジていると、オレの
ペニスはモコモコと反応して来て、思わず腰を
退かざるを得なくなった。
「イヤン」
イヤンって言うな。誰のせいだ。
イヤンとか言いながら彼女はカラダを少しズラして、
勃起したオレのペニスを自分の股にはさみ込んだ。
そーなるとペニスの上っ面は彼女のワレメに当たる
コトになり、そう思うとオレはますますカンジて
しまい、イヤでも勃起角度が増す。
すると、ヌニュリ…と勝手にペニスは彼女のワレメを
押し分けて、その中に侵入して行った。
いや、吸い込まれたのかも…。
「イヤン…入っちゃった、ヘンタイおちんちん」
だから、どっちがヘンタイだ。誘導したのはそっちで、
しかもすでに充分ヌレてたじゃないかっつーの。
…つづく
